AliExpress で「自動散水機」を買って中国から輸入しました。買って良かった!って話です。 

夏場だと3日に一回、冬場だと一週間に一回、観葉植物に水やりをするのですが、困るのが海外旅行や海外出張等で一週間以上自宅を不在にする時の水やりです。Amazonや楽天で水やりグッズを探すといくつか見つかるのですが、コメント欄を見ると安くてお手軽なものは 評価が芳しくありません。どうしたもんかとネットを彷徨っていたら、AliExpressに欲しい(仕様の)モノが見つかり買ってみたところ、期待どおりたったので、これは皆さんに報告せねば!となったわけです 

欲しい(仕様の)モノが見つからない 

Amazonや楽天で水やりグッズを探すと数百円のモノから1万円を越えるモノまで色々見つかります。安いものは水を入れたペットボトルの先端に接続してそれを植木鉢に刺しておき、土が乾燥すると自然とペットボトル内の水が土に流れ込む、そんなグッズです。100均でも見かけるモノです。コメント欄を見ると、「倒れる」「水が一気に流れ込む」「グッズの穴に土が詰まって水が出ない」「グッズに穴を自分で開けるのが面倒、穴のサイズをどうしたらいいか不明」など、評価がよろしくありません。一方、高価な機器の方は電子制御式で信頼性が高そうですが水道の蛇口に取り付ける屋外利用前提の設計でありリビングには向かないです。お手軽な価格でそれでいて信頼性の高いモノが無いかネットで探していました。 

Amazon.co.jp より
Amazon.co.jp より
Amazon.co.jp より

欲しいものが見つかった 

見つかりました。 AliExpressで、自動散水ポンプコントローラで検索してみてください。

タンク(何でも良い。自分で用意する。)に入れた水を、決めたスケジュールで決めた量だけ分配・送り出せるキットが見つかりました。 自動散水機ポンプコントローラです。安い!輸入コスト含めて2,000円未満です。同じようなモノがAmazonで見つかったのですが3,980円でした。 

コントローラ、チューブ(1本長いのが付属してますので、吸引用と散水用に2つに切り分けます。)、分岐具、パイプ(チューブを土に固定(突き刺す)するためのプラスチック製の部材)で構成されます。

コントローラは充電池を内蔵しています。USBケーブルで充電します。(USBケーブルは付属していません。)

コントローラには、ボタンが二つあり、左側は散水間隔(日単位)を決めるボタンと散水時間(秒単位)を決めるボタンです。散水間隔を0日にしておけば動作しません。 散水間隔を1日以上にして放置すると数秒後に散水が始まり自動的に散水が止まります。1日おきに設定している場合はそこから24時間ごとに自動散水します。散水能力は1200mL@60秒です。(下の写真だと、6日おきの散水で散水時間は9秒です。ポンプされる水量は1200mL@60秒なので、9秒だと散水量は180mLですね。) 今回購入したのは4つの植木鉢に分配するキットです。なので右側のボタンで散水時間を60秒にしておくと、植木鉢一つあたり300mLの水が供給されます。 

AliExpressで買い物してみる 

AliExpressは、中国のECサイトで、Amazonや楽天みたいなもんです。サイトのワチャワチャ具合は楽天ぽいです。中国から輸入することになるので、偏見というかイメージでそれを躊躇する方がいるかもしれません。最初は不安でしたが、トラブルがあってもそれも経験と思い何回か買い物しました。10回近く注文してこれまでのところ特に問題はありません。クレジットカードで決済ができ、国際郵便で注文の品が届けられます。だいたい10日~14日くらいで届くでしょうか。発送、通関、日本国内到着、配送中といった状況がメールされてきますので、注文後ヤキモキすることはありません。 

ただし、日本と違い包装が雑です。また、取扱説明書が無い商品や新品なのか中古なのか分からないようなのもあります。がしかし、それでもとにかく安い。今までのところ満足です。  

これまで壊れてるとか傷ついているとかサイズ違いとか、届かないとか、その手のトラブルはありませんが、仮にあった場合、どうやってクレームを入れるのか、伝わるのか、そういった心配はありますね。デメリットを念頭に納得の上で注文しましょう。 

テストしてみた 

空のペットボトルに、チューブを垂らします。コントローラに放水時間をセットし、散水間隔(日)は0以外の数字にします。すると数秒後に最初の散水が行われます。散水間隔(日)を0にして1stテスト終了です。 

確かに,ペットボトルの中に水が散水されます。 定量性は評価していませんが、見た感じOKです。 

続いて、本当に翌日も実行するか確認したいので、散水間隔(日)を1にしてそのまま放置します。最初の散水後、翌日の同じ時間に散水されれば合格です。OKでした。さらにもう一日チェックしてもOKでした。ペットボトルの中の水は増えています。これで、本番前に所定の散水間隔と散水時間を設定して、チューブを植木鉢に刺せばセット完了です。 タンクに必要量の水を入れるのを忘れずに。 これがあれば、一週間以上不在にしても大丈夫ですね。 

タンクは、DAISOで、使用しないときは畳めるタイプのものを買いました。用が済めば畳んでおけば場所をとりません。

ORICON NEWSより

買い物失敗例 

AliExpressには、100円ー8900円のような表示があります。オプション違いとか類似製品をグループ化して価格表示されているのですが、初めて利用したときに、安い価格の方に目が行ってしまい、中身をちゃんと確認せずに「激安だ!すげー、あり得ない金額だ」と歓喜して注文してしまい、届いたモノを見てがっかりしたことがあります。  

はい、これ(↓)です。ケース付きラズパイ(これを書いている2022年8月はこのRaspberry Pi zero 2Wは正規の価格(2千円ちょい)では品切れで手に入らず、7,500円くらいで取引されています。)が、あり得ない価格で売られてる、キャーっ・買わねば!と思って買ったら、届いたのはケースだけでした。商品選択ボタンを押していけば、この安い価格設定はケースだけの場合の価格だとすぐ分かるのですが目がくらみましたねぇ。注文したのと異なるモノが届いたのではなく、意図してないものを注文していたのです。 何か特別なセールかと勝手に良いように解釈してしまった阿呆な例です。

909円なのは、ケースだけを選んだ場合です。

自分がどれを選んでる状態かも確認せずに注文して、「いやー激安の買い物できたぞー」を喜んでいました。 このサイトにはいろんなモノが売っています。これに懲りずAliExpressも選択肢に入れて、ネットでのショッピングを楽しみたいと思います。