犬は、「ワン」と吠えるだけで何でも解決してきました。自分の望みを叶えてきたのです。

人類との距離と詰めたことにより、現在では、快適な空間でふかふかのソファやクッションの上で、無防備な姿で一日の大半を寝て過ごすことができる犬は世の中にたくさんいます。マグロを食べている人間に「ワン」と言えば、本来彼らが持っている能力や社会では到底捕まえ得ないマグロの刺身にありつけることだってできます。人に好かれる風貌と仕草がそれを可能にしている基礎的要素であるのは間違いありませんが、「ワン」が人に行動を促しているのです。これがもし「ぷー」だったら、言われた人は犬がどうしたいのか検討もつきません。

私たちにとっての「ワン」は何になるでしょうか。私たちは何を身につければ、どんな行動を起こせば、望みが叶うでしょうか。犬たちの「ワン」に相当する、私たちのソリューションは何でしょうか。それを知るには、望みは何なのか、どんなときに満足感が得られるのか、達成感が得られるのか、それを知ることか大事ではないでしょうか。