詐欺に注意

インターネットが普及して犯罪までグローバル化してしまったので、警戒レベルの弱い我々日本人は、世界中の悪者から狙われるイージーな獲物になっているのかもしれません。ネット社会ならではの、悪意を持った連中にやられそうになった事例と、やられてしまった事例を紹介します。身を守るには先ずは事例を多く知っておくことでしょう。対策するにもどんな事例があるか知ることが大切です。
事例(その1)
Booking.comで、海外のホテルを予約しました。予約が成立し、あとは支払いだけの状態です。
ある日、WhatsAppで、”本人情報の確認を24時間に行わないと24時間でキャンセルされる”とするメッセージが届きました。Booking.comで予約したホテルを装い、私にクレジットカード番号を含む個人情報の入力を促してきたのです。Booking.comでの予約IDが書かれ、宿泊する日は正しく、ホテル名も合っています。なぜ、WhatsAppで連絡してくるのだろうと思いましたが、本人確認するページへのリンクをクリックしてしまいました。「いや、やはり変だな」そう思い、入力を止めて閉じました。Booking.com内のチャットで、当該ホテルとBooking.comに対し、状況を報告したところ、ホテルからは「同じ報告が今朝から届いている。あなたの予約は既に成立していて何もすることはない。そのメッセージは拒否して良いです。」と連絡がありました。一方、Booking.comからは、「ホテルがハッキングされてそのような事態になっている、個人情報は暗号化されてるから大丈夫」という趣旨の返答がありました。ホテル側の問題かのような表現ですが、ホテルにサービスを提供しているのはBooking.comなのだから、あなたの問題では?と思ってしまいます。
このケースでは個人情報を入力せずに済んだのですが、もし、日本国内の電話番号でショートメールに日本語で同様のメッセージが届いていたら不審度が下がって、入力してしまっていたかもしれません。
WhatsAppによるメッセージ
一回目を無視していると二回目型どきました。一回目は国番号インドの電話番号から、二回目は国番号アメリカの電話番号からです。文面は同じほぼ同じです。


当該ホテルからの回答
おはようございます。
Booking.com経由でご予約いただいたお客様は、今朝よりWhatsAppで詐欺メッセージを受け取っています。
Bookingには既に通知済みであり、必要な措置を早急に行う予定です。
従いまして、これらのメッセージは無視してください。
よろしくお願いいたします。

Booking.comからの回答

事例(その2)
こちらは、やられてしまった事例です。
注文したものとは、全く異なる粗悪なものが届きました。交換を求めようにも住所は不明でメールアドレスしか手がかりがありません。発送を知らせる通知から得たメールアドレスと、販売サイトに記載(記載といってもグレーアウトされてて一見気づかないメールアドレス)されたメールアドレスに、届いた物の写真と注文した商品の写真とを添えて正しい物を送るよう連絡しましたが、1つのメールアドレスからは応答無し、もう一つのメールアドレスはサーバーから相手に届かない旨の通知が送られてきてきました。実質使われていないアドレスなのでしょう。
経緯
SNSでは商品を宣伝する動画を沢山目にします。良いなと思った商品を何の警戒も無くクリックし、クレジットカード番号を入力して注文してしまいました。
注文サイトからは、発送準備段階から通知が届き、その時点で中国から商品が発送されると気づきます。そのため、日数はかかるのですが、商品は届きました。
しかし、注文したものとは異なる、非常に粗悪な誰も買わないであろう商品が届きました。
クレームを入れるべく、この段階で初めて注文したサイトをじっくり見ました。なんと、店舗がどこにあるのか住所不明です。電話番号はありません。ぱっと見メールアドレスもありません。隅々まで見ると、灰色で着色された箇所に黒字でメールアドレスがあるのを見つけました。発送通知を送ってきたメールアドレスとサイトのメールアドレスの双方に、先方の瑕疵を証明する写真等を送りましたが、何日待てども連絡がつきません。
なるほど、(想像ですが)売れないような代物を大量に仕入れて、すごく良さそうな商品に見える写真を見せて高額で購入させ、写真とは異なるものを送りつける。文句を言おうにも発送レベルの海外の住所(サイトの店名とは関係ない屋号が書かれている。)を頼りに、戦おうという気にはなれない。なるほど。そういう商売か。いや、断定は良くないか。
サイトの見た目
現時点ではサイト名、URLは伏せておきます。

注文した品

届いた商品は注文した商品と異なる

海外から届いた

その後
元々、SNSで見た宣伝の動画は似たような店舗名でサイトの作りがそっくりなのが他にも沢山出てきます。今後は、店舗が実在するのか確認した上で注文しないといけません。深い反省です。あるいは独自サイトではなくてショッピングモールサイトに出店しているところからですね。
なお、クレジットカード会社には、”支払い異議申し立て”なる制度があるところがあります。届いた商品が壊れていたとか・違う物が届いたとか、先方と交渉した証拠と届いた商品に瑕疵があることを証明する資料を添えて申し立てることができる制度です。クレジットカード会社には責任は無く、トラブったこっちの問題なので申し立ては気が行けるところがありますが、これも経験と思い申し立てをしてみました。

